ニュースリリース

共同代表の山崎が「2023 計装制御技術会議 ~社会課題の解決を目指したデジタル技術の深化~」に登壇

展示会他

 この度、一般社団法人日本能率協会が主催する「2023 計装制御技術会議 ~社会課題の解決を目指したデジタル技術の深化~」に当社共同代表の山崎が登壇します。
 山崎は、2日目のセッション「リモート技術の今と目指すべき姿」にて、「工場・プラントのデジタルツインを支えるサイバー空間と実空間を双方向で情報連携する『i-Con Walker』」と題して以下の内容で講演します。

  • 施設の老朽化や熟練作業員の高齢化、グローバル化による競争の激化が社会課題となるなか、一方で新型コロナの影響による非対面推奨も求められ、遠隔監視やシミュレーションを行うためのデジタルツインが注目を集めている。デジタルツインを実現するためには、サイバー空間のモデルを最初に作るだけでは不十分で、空間内のモデルの変化や各種部材の状況などを逐次更新できる仕組みである必要がある。 本稿ではサイバー空間を構築するBIM/CIMと実空間を双方向に連携できるi-Con Walkerについて紹介する。
  • 建設現場や工場、プラント、建物などのインフラにおいて、事前の図面の有無によらず現地のジオメトリ情報を3Dスキャナで取得し、必要に応じてBIM/CIM化を行う。これら3次元データに基づいてロボットが実現場で対象部材にアクセスしデータの取得やアクチュエーションを行うことで3次元データが逐次更新され、インフラの現況をBIM/CIM上で管理することが可能である。
  • 現場で取得する大容量データをリアルタイムにクラウド上に転送し、クラウド上のBIM/CIMを更新する要素実験を試行中で、今後はこれら一連動作を自動化し、デジタルツイン環境を構築するシステムへと育てていきたい。

■開催概要
・開催日時:2023年2月14日(火)~2月16日(木)3日間 10:00-16:50(日別参加可能)
・会場:品川フロントビル 会議室 B1階 (東京都港区港南2-3-13)

▼詳細・お申し込みは下記URLよりご確認ください。
https://school.jma.or.jp/keisou/

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